鳥獣被害対策.com」の津田です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、
カラス被害とカラス対策についてのお話しです。

カラスの被害は一般に

1.農地では農作物被害、
2.都会ではごみの散らかし
3.人への攻撃
4.鳴き声による騒音
などの生活被害があります。

ごみを荒らすカラス

こんな被害の多いカラスですから、
対策は、各地で行われています。

農地では、カラスよけに爆音機が設置されていたり、
カラスの模型が設置されていたりします。

しかし、カラス被害はなぜ減らないのでしょうか。

それは、カラスが賢く、
学習能力に優れた生きものだからです

カラス被害の現状と対策を詳しく知りたい方はこちら⇒

なぜ、カラスによる被害が多いのでしょうか。

カラスは、意外に用心深く、警戒心の強い生きものです。
ですので、カラス対策を講じた最初のうちは、
効果があります。

しかし、学習能力に優れている、つまり賢いので、
それによってダメージを受けないことを学習すると、
その対策を気にしないようになります。
つまり「慣れ」が生じるのです。

これは、学習能力が優れているカラス以外の生きものにも
同様に言えることで、残念ながら、どんな動物にも刺激に対して
慣れというのは生じてしまうようです。

さて、野生鳥獣による被害の大きさは、
・被害量
・被害面積
・被害額
などから知ることができます。

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農林水産省によると、
平成21年度の被害額は総額213億円で、
上から順に、

・シカ→71億円
・イノシシ→56億円
・カラス→23億円
・サル→16億円

カラスは、上位3位以内に入っており、
大型動物のサルよりも被害額が大きいのは、驚きです。

この被害額は、あくまで農林業の被害が対象ですので、
ごみの散乱などの生活被害などを含めると被害の大きさは
これ以上になるかもしれません。

これほど被害が大きいカラスですから、被害に対する対策
商品は沢山出ています。

どれに対しても共通して言えることは、
恒久的に効果があるものはない、
ずっと効く商品はない
、ということです。

カラス対策のポイントとしては、
常に同じ対策を行うのではなく、
対策方法(設置する対策グッズ)を変えることや、
収穫直前に設置するなど、被害が出る「ここぞ」という時に、
時期を選んで設置するということです。

いずれにしても、カラス対策は、一つの対策で終わりではなく
改良を重ねて継続していくことが大事です。
ひとつの対策を続けているだけでは、
被害が再発する場合がほとんどです。

人間の生活に適応した賢いカラスとは、
知恵比べをしながら、付き合っていきましょう。

 

tsuda tomoka

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