こんにちは、地域環境計画の園田です。
※株式会社地域環境計画は鳥獣被害対策.comの運営会社です。

タヌキと聞いて、みなさんは
どのようなイメージを持ちますか?

信楽焼!? 分福茶釜!? かちかち山!?

いずれの狸も、悪戯好き、
鈍重で、少し抜けているといった
ネガティブなイメージがありませんか?

信楽焼タヌキ

一方で、キツネは畑を荒らす、
害獣であるネズミを捕ることから
お稲荷さんとして全国的に祭られているように、
俊敏で賢い(あるいはずる賢い)
といったイメージがありますよね。

タヌキもキツネも分類学上はイヌ科ですが、
その特徴には大きな違いがあります。

タヌキは、世界的にみると
ロシア、中国、韓国、東南アジアと
日本に生息しており、
一部人為的に移入された地域を除けば
あまり分布は広くありません。

タヌキ

一方、キツネは、アフリカ大陸、
北アメリカ大陸、ユーラシア大陸の
砂漠から極地まで幅広く分布しています。

キツネ

タヌキとキツネは、
里山の動物とよく言われますが、
東京都では都市化にともなって、
生活環境を失い、分布域を西部へ
退行したといわれています。

しかし近年、東京23区における
タヌキの分布調査では、
タヌキは23区中18区(78%)に
生息していることがわかり、
「都市だぬき」とも言われるほど
環境に順応して分布を拡大して
いることがわかりました。

一方、キツネについての
国内の詳細な分布はわかりませんが、
多摩丘陵では森林や草原といった
環境が少ない地域では
ほとんど見られません。

では、なぜ「都市だぬき」が
出現したのでしょうか。

タヌキは、雑食性でとにかく昆虫、
植物、哺乳類、魚類、両生爬虫類と
なんでも食べます。

都市だぬきはゴミも漁ります。
そのため、特に俊敏に動く必要が
ないのでしょう。

キツネも雑食性ですが、
森林性のネズミなどの
小型哺乳類を捕食する割合が
高いようで、ネズミを捉える
ための俊敏さを備えています。

ですから、タヌキは鈍重な
イメージがあるのかもしれません。

タヌキの分布拡大や鈍重な性格からか、
交通事故が非常に多いことが
問題になっています。

日本全国の高速道路で
10万~30万件にも及び、
一般道でも毎年数多くのタヌキが
事故に遭っています。

タヌキと自動車の接触は、
交通安全上の問題と生態系保全の
観点から問題とされています。

従来は、タヌキは侵入防止柵の
フェンス下を掘って道路内に侵入すると
考えられていました。

そのため、最近では
フェンス下を塞ぐ対策がされています

フェンス柵

フェンス下の侵入防止

ところで、2013年の東京農工大学の
食肉目動物保護学研究室の研究では、
タヌキがフェンスを登攀する
メカニズムを明らかにし、
高さ2.5mの一般的なひし形の
フェンスであれば、容易に
足と噛み付きによって
登りきることが報告されました。

また、タヌキの果樹や果菜類の
農業被害も報告されており、
モモの木を登り降りすることや
1.2mのフェンスを飛び越える
ところが赤外線センサーカメラ
によって撮影されています。

私もタヌキが木を登り降りする、
フェンスを登るとは思っても
みないことでした。

動物の行動は人の想像を
越えるということでしょうか。

タヌキによる被害は、被害額としては
シカ、イノシシ、サルと比較すると
少ないようですが、もしかしたら、
これらの被害の陰に隠れてタヌキの
害も増えているのかもしれません。

野生動物の鳥獣被害は
いたちごっこで、対策を行っても
新たな問題が出てきます。

この背景には、人間の思い込みも
あるのかもしれません。

ですから、調査研究に基づいた
野生動物の鳥獣害対策が非常に
重要になるわけですが、
対策に対する優先順位は高く、
基礎的な研究はおろそかになりがちです。

もっと、人間もタヌキに化かされないように
対策をしないといけませんね。

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