「鳥獣被害対策.com」の津田です。
今日の鳥獣害対策の知恵袋は、
鳩による生活環境被害についてです。

鳩による被害は、
畑に播いた種を食べられてしまうといった農業被害と、
フン害などによる生活環境への被害の大きく二つがあります。

ここでは、フン害による生活環境への被害について紹介します

まず、野生動物はさまざまな病原体を
保有している可能性があります。
平和の象徴である鳩も例外ではありません。

人と鳥類の共通感染症には、
・高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)
・オウム病、
・カンピロバクター症
・サルモネラ症
・クリプトコックス症
などがあります。

これらの感染症を詳しく知りたい方はコチラ⇒(PDFファイル1.19MB)

中でも、鳩が媒介する感染症として
オウム病とクリプトコックス症が有名です。

気になる感染経路ですが、
オウム病もクリプトコックス症も、
保菌する鳥との接触や、保菌鳥の糞の乾燥塵埃を
吸うことにより感染します。

オウム病の症状として、軽いものは風邪と似た症状ですが、
重症になると、呼吸困難、意識障害などを起こします。

クリプトコックス症の病原菌は、
本来、土壌にある真菌です。
これが、特に鳩の糞中で特異的に増殖すると言われています。

症状としては、軽いものは皮膚炎程度ですみますが、
重症になると髄膜炎や慢性肺疾患などを起こします。
日和見感染(※)が多いと考えられていて、
免疫や体力が落ちた人が容易にかかります。

このように鳩の糞による被害は、
「汚い」だけではすまされない、大変深刻なものです。

もしベランダなどに鳩が来るようになったら、
住み着かせないためにも、一刻も早く追い出す必要があります。

次回は、鳩がなぜ来てしまうのか、なぜ多いのか、
どんな場所を好むかなど、鳩の生態を交えながら
紹介したいと思います。
⇒鳩被害&鳩対策vol.2 ~鳩の特徴と生態~

※日和見感染とは・・・
免疫力が低下しているために、通常なら感染症を起こさない
ような感染力の弱い病原菌が原因で起こる感染症のこと。

ハト被害の対策商品「バードレスマット」はコチラ⇒

tsuda tomoka

Pocket
LINEで送る